戸崎治療室

よく頂く質問

Q.鍼は注射より痛いですか?
A.一般の注射針は、中に薬や血液が通るよう空洞があるため1mm以上の太さがあります。
はり灸治療で使う針は太くて0.3mmほどです。
また、我々鍼灸師は痛くないように刺す訓練をしていますので、チクっとはしますが、思っているほど痛くないと思います。
刺した箇所が重い感じがすることがありますが、それは針に対する体の反応ですのでそのままにしておいてください。違和感があれば、すぐ抜いて場所を変えます。
Q.お灸は熱いですか?
A.お灸にもたくさん種類がありまして、昔はもぐさを体の上で直接燃やすお灸をしていましが、今では台座の上にもぐさが載ったものや、箱の中に入ったものなど、適度な温度で燃えるものが主流です。
私の経験では、やはり直接もぐさを燃やすものが効果があると思いますので患部に直接お灸をすることがありますが、患者さんが熱く感じたらすぐ取り除きますのでご安心ください。
Q.マッサージはくせになりませんか?
A.くせにも良い癖と悪い癖があります。マッサージをして体をほぐしてツボを刺激して疲労を回復させることは、良い習慣です。
頻繁にやられる方には、体に負担がないように考えて施術します。
Q.中国の太い針のほうが効果はありますか?
A.中国の針のほうが太く硬くて、刺したときに感じる刺激は多いようです。 古くなった病気、痛みのものを改善するのに必要な刺激は、中国針が適しています。針が体に刺さってしまえば、日本の針と中国の針の違いを自分で感じることはほとんどありません。
鍼灸の本場は中国ですので、中国で開発された治療法は中国の針を使ったほうが効果はあると考えます。ただそれは、全部ではなく一部に使用するだけでも効果は上がります。
Q.保険は使えますか?
A.はり灸には、保険適応の疾患があります。頚椎症、頚腕症候群、リウマチ、神経痛、五十肩、腰痛、(膝)の6疾患です。
この疾患に当てはまり、医師の許可書があれば、一部保険証が使えます。
マッサージも訪問リハビリに関しては、同様に医師の指示により保険適応可です。
Q.どのくらい続けたらいいですか?
A.これは個人差がありますし、はっきりと申し上げることはできません。 鍼灸の適応ではない、効果が見込めない場合は、きちんとお伝えします。
ただ鍼灸は継続しないと変化が起こりにくいので、ある程度根気よく続けることも大切です。続けていると思いがけない効果が出たという事例も少なからず経験しています。
Q.診療時間はいつですか?
A.現在、往診や、専門学校付属診療所と外出している時があります。ご予約をお願いいたします。